TIBOR

(11/24 一部リンク修正)

 

全銀協TIBOR運営機関が公表している、円の実勢レートのこと。

 
本邦無担保コール市場と本邦オフショア市場の二種類の実勢レートが公表されており、前者を日本円TIBOR(D-TIBOR)、後者をユーロ円TIBOR(Z-TIBOR)という。
 
公表されているグリッドは、現在(2019/11/19)日本円TIBOR・ユーロ円TIBORのどちらも以下のとおり。
1week
1month
3month
6month
12month
 
TIBOR算出の元情報は、リファレンス・バンクと呼ばれる複数の銀行から呈示される。
リファレンス・バンクは毎銀行営業日11時時点の各グリッドのレートを全銀協TIBOR運営機関に呈示する。
各銀行から集まったグリッドを単純平均するなどして、TIBORは算出される。
 
TIBORは毎銀行営業日、各情報提供会社と、全銀協TIBOR運営期間のホームページにて公表される。
情報提供会社においては13時頃、全銀協TIBOR運営機関のホームページ上では16時30分以降に公表されている。
 
参考

はてなブログでのTEX利用

 はてなブログにおいてTEXできれいに数式が書けるらしいと聞き、試してみた。

 

以下手順でmathjaxを利用することにより、思いの外手軽に実現できた。

 

設定 -> 詳細設定 ->「headに要素を追加」に以下を書く.

<script src="https://cdn.mathjax.org/mathjax/latest/MathJax.js?config=TeX-MML-AM_CHTML" async="" type="text/javascript"> </script>

 

cartman0.hatenablog.com 

 (例)

カロジェロ・サザランド模型の運動量演算子\(P\)とハミルトニアン\(H_{\mathrm{CS}} \)は以下の通り。
\begin{align}
P &= \sum_{i=1}^{N} p_i = - \sqrt{-1} \sum_{i=1}^{N} \frac{\partial}{\partial q_i}\\
H_{\mathrm{CS}} &= \sum_{i=1}^{N} \frac{1}{2} p_i^{2} + \beta ( \beta - 1 )
\sum_{i < j} \frac{ \left( \frac{\pi}{L} \right)^2 }{ \sin^2 \frac{\pi}{L} \left( q_j - q_i \right) }
\end{align}

 

 

なお、LATEXとは違い本文中の数式は$...$ではなく\( ... \) で指定する仕様とのこと。

 

数式の書き方はほぼLaTeX + amsmathのスタイル通りです。ただ,本文中の数式はデフォルトでは $ ... $ ではなく\( ... \) で指定します。これが面倒なら,頭の部分を

<script type="text/x-mathjax-config">
MathJax.Hub.Config({
  tex2jax: {
    inlineMath: [['$','$'], ['\\(','\\)']],
    processEscapes: true
  },
  CommonHTML: { matchFontHeight: false }
});
</script>
<script async src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/mathjax/2.7.0/MathJax.js?config=TeX-AMS_CHTML"></script>

のようにすれば $ ... $ も使えるようになります。ただの $ を使いたい場合には \$ のようにエスケープします。なお,<pre> ... </pre> や <code> ... </code> の中ではエスケープは不要です。

oku.edu.mie-u.ac.jp

 

 

●(余談)あれこれ検索している際に、以下のMathJax/Latex便利サイトに行き当たった。学生の時分に知っておきたかった。

 

easy-copy-mathjax.xxxx7.com

www.latex-cmd.com

【Powershell】テキストファイルを分割する

数GB、7億行超のテキストファイルの分割に手間取っていたが、以下ブログに書かれていたPowershell1行で解決してしまった。
 
$i=0; cat .\test.txt -ReadCount 3 | % { $_ > test$i.txt;$i++ }

 

-ReadCountで分割する行数を指定し、あとはファイル名を変更すれば良い。

 

mk-55.hatenablog.com

 

【ネットワーク】VMWare上仮想ディスクへのデフラグ

シンプロビジョンのディスクに対しては、必ずしもデフラグを実施すべきではない。

 

ディスクプロビジョニング

仮想ディスクに対するストレージの割り当ては単純ではない。

この割り当てのことをディスクプロビジョニングと呼ぶが、VMWare では主に以下2つの方式がある。

 

①シックプロビジョニング
②シンプロビジョニング

 

①では仮想ディスクの作成当初より、ディスクサイズ分のストレージが消費される。

一方②では、作成当初は使用領域のみストレージが消費され、その後使用量の増加とともにストレージ消費量が拡張する。

 

例えば、当初使用領域20GB、サイズ100GBの仮想ディスクを作成するとする。

 

①の方式では、ディスク作成時点でストレージは100GB消費される。
一方②では、当初はストレージを20GBのみ消費し、ディスク使用量の増加ともに、ストレージ上の領域が拡張される。

 

シンプロビジョニングの機能を使えば、実ストレージサイズを超える仮想ディスクを作成することができる(詳細は割愛)。

 

シンプロビジョニングディスクへのデフラグ

シンプロビジョニングディスクにおいては、ストレージの消費量を設計上意図的に抑えていることがある。

このディスクに対し、ゲストOSの機能でデフラグを実施すると、ストレージ使用領域が意図せず拡張される。
加えて、実行後は縮小せず拡張されたままとなる。

ゲストOS上の各ディスクの実体は、ホストOS上VHDファイルであるため、
ゲストOS内でデフラグを実行してもこのファイル内での処理となる。

 

物理的な配置の最適化には、ホストOS上の仮想ハードディスクの最適化を実施する方が一般的である。

 

参考

 

シンプロビジョニング と シックプロビジョニング の違い - VMware - Project Group

@IT:Windows TIPS -- Caution:仮想ハードディスクのデフラグに注意

仮想ゲストのデフラグについて

 

【SQLServer】インストール後のクライアントとの接続トラブル

SQLServerインストール時の、ありがちな失敗事例を残しておく。

インストール後に別途手順で以下2点を実施しておかないと、クライアントと通信ができない。

 

TCP/IPでの接続が有効になっていない

SQLServerインストール直後は、そのインスタンスではクライアントとのTCP/IPでの通信は無効となっている。

SQLServer構成マネージャのネットワークの構成画面より、TCP/IPでの通信を有効にする必要がある。

 

名前付きインスタンスにおいてSQLServerBrowserが起動していない

SQLServerにおけるインスタンスには、既定のインスタンスと名前付きインスタンスの二種類が存在する。

クライアントが動的ポートを利用する名前付きインスタンスへ接続する際には、インスタンス名から待ち受けポートへの名前解決が必要となる。

しかしこの役割を担うサービスであるSQLServerBrowserはデフォルトでは無効化されているため、こちらもSQLServer構成マネージャより有効化する必要がある。

  

 

SQLServerインストール時には、こちら*1の「クライアントとの接続設定を行う」における以下5つの手順を1セットで覚えておきたい。

1.[SQL Server 構成マネージャ]を起動します。

2.[SQLEXPRESSのプロトコル](インストール設定で異なります)の[TCP/IP]を有効にします。

3.[SQL Server Browser]を開始します。 

4.プロパティを開いて[開始モード]を自動にします。

5.[ログオン ]タブの[開始]を押します。

 

参考

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/944390/fix-error-message-when-you-connect-to-a-named-instance-of-sql-server-o

SQL ServerにODBC接続できない時の対処法(SQL Server 2008 R2 Express) | Anymmt.blog

 

 

 

【SQLServer】略語の整理(DMV, DML, DMX ...)

SQLServer管理関連)

DMV : Dynamic Management View

DMF : Dynamic Management Function

 

(一般的なデータベース言語の種類)

DDL : Data Definition Language

DML : Data Manipulation Language

DCL : Data Control Language

 

(SSAS関連)

DMX : Data Mining eXtensions

MDX : Multi Dimension eXpression

XMLA : XML for Analysis

 

特にDMXとMDXが似ているようで全く違う単語由来の略語になっている点が結構エグい。

【SQLServer】sp_MSforeachdb , sp_MSforeachtable

SQLServerにはUndocumented系と呼ばれる非公式ストアドプロシージャが存在する。

 

Microsoftとしては以下の通り利用は推奨していないが*1

It is strongly recommended to avoid using undocumented features of SQL Server in your Production environment.

タイトルの2つは有用である。

 

使い方は簡単で、

 EXEC sp_MSforeachXXX  '変数に?を利用したクエリ'

と書けばよい。

 

*2*3

EXEC sys.sp_MSforeachdb 'USE ?;SELECT DB_NAME()'

EXECUTE sp_MSforeachtable 'DBCC CHECKTABLE ([?])';

 

参考

 

sp_MSforeachdb

SQL Server でデータベース単位にクエリを実行したい場合の方法 at SE の雑記

 

sp_MSforeachtable

undocumented なものを見つけたので、調べてみる - その1 ( sp_MSforeachtable ) - - 都内で働くSEの技術的なひとりごと